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札幌のパーソナルトレーナーが故郷・津別町で健康講演会|腰痛・肩こり改善のモビリティワーク

2025年3月19日、北海道網走郡津別町にて健康講演会「10歳若く見られる『姿勢』と『動き』の正体 〜腰痛・肩こりが消える、札幌円山発『機能美』トレーニング〜」を開催いたしました。

兄の紹介で津別町役場から声をかけていただき実現した今回の講演。生まれ育った故郷での初めての講演ということもあり、お声がけをいただいた時から楽しみにしていました。

札幌のパーソナルトレーナー榎本洋が津別町へ

講演の概要

今回の講演は、高齢化が進む地域においてあえて「40〜50代の働き盛り世代」をターゲットに設定しました。単なる健康体操ではなく、札幌・円山で経営者や医師・スポーツ選手を指導してきたメソッドをそのまま持ち込む形で構成しました。

  • 会場:ウッドリーム積木広場(津別町字大通31)
  • 対象:40〜50代の現役世代・役場職員
  • 内容:座学+マシン不要のモビリティワーク(実技)
  • 時間:約70分+質疑応答

講演内容:腰痛・肩こりの本当の原因と「機能美」という考え方

講演では、現代人に多い腰痛・肩こりの根本原因から解説しました。多くの方が「腰が痛いから腰が悪い」「肩が凝るから肩の問題だ」と思いがちですが、実際はそうではありません。

腰痛の多くは股関節の硬さが原因であり、肩こりの多くは胸椎(背中の中間部分)の可動域低下が原因です。痛みのある場所だけをマッサージしても繰り返すのは、根本の動きのクセが変わっていないからです。

また、体は動かすことでしか機能を維持できません。同じ動きの繰り返しが偏りを生み、その積み重ねが姿勢の乱れや歪み・痛みに繋がります。関節は大きく動かすことで関節包から潤滑成分が分泌されるため、日常の中に「普段使わない動き」を意識的に取り入れることが健康維持の鍵になります。海外では「モビリティワーク」として最先端のウェルネス分野でも注目されているアプローチです。

「動ける体は美しい」——これが私が提唱する機能美という考え方です。ダイエットでも筋トレでもなく、正しく大きく動ける体を作ることが、姿勢改善・痛みの解消・若々しい立ち姿への最短ルートだと考えています。

実技:マシン不要の3つのモビリティワーク

座学の後は、実際に体を動かしていただきました。いずれもマシン不要・道具不要で、会場・自宅・職場でそのまま使えるものを選んでいます。

① 股関節ワーク(ヒップヒンジ&しゃがみ)

腰痛予防とヒップアップを同時に実現するヒップヒンジの習得。「腰を折る」のではなく「股関節に折り目を作る」感覚を脳に覚えさせることが目的です。慣れてきたらしゃがみワークへ発展させ、股関節の可動域をさらに広げていきます。

② 胸椎ワーク(ソラシック・モビリティ)

肩こり解消と姿勢改善のための胸椎の回旋・伸展ドリル。立位での基本バージョンに加え、椅子に座ったままできる変形バージョン・壁を使ったバリエーションも紹介しました。デスクワーク中の1時間に1回の習慣として取り入れやすい内容です。

③ 足裏・重心ワーク

足裏には7,000本以上の神経終末があり、姿勢・重心・動きの全てに影響します。かかと・小指・親指の「3点重心」を意識するだけで体がスッと伸びる感覚を、参加者全員に体験していただきました。最後は片足立ち(木のポーズ)で体幹の目覚めを確認。

津別の自然とマインドフルネス

今回の講演でお伝えしたかったことの一つが、津別町の豊かな自然環境と運動の組み合わせです。体を動かすと自然に「今この瞬間」に集中するため、脳のメモリがクリアになります。これがマインドフルネスの効果であり、世界のビジネスパーソンがトレーニングを習慣にしている理由の一つでもあります。

緑・不整地・深い呼吸。津別の自然環境はこの三つを同時に提供してくれます。地元に住んでいると当たり前すぎて気づきにくいかもしれませんが、これは都市部では簡単に手に入らない環境です。なかでもストックを使うノルディックウォーキングは上半身も動員できる全身運動になるため、津別の自然との相性は抜群です。

当日の様子と参加者の反応

会が終わった後も質問の輪が続き、片付けが遅れるほどでした。「腰が少し楽になった」「姿勢が変わった気がする」という声を直接いただけたことが何より嬉しかったです。主催の担当者からも「次回もぜひお願いしたい」という言葉をいただきました。

この仕事を続けてきて良かった、身体の学びを積み上げてきて良かったと、心から思えた一日でした。少しでも腰や肩が楽になる人が増えたらという気持ちで精いっぱい臨みましたが、その手応えを感じられたことが一番の収穫です。

故郷での時間

講演前には、子供の頃にはなかった地元のカフェへ。落ち着いた空間でリラックスしながら本番に備えることができました。講演後の打ち上げも地元のレストランで。美味しい料理と楽しい時間を過ごせました。実家の両親も今回の講演をとても喜んでくれました。

本番前に地元のカフェで

育ててもらった場所に、14年間積み上げてきたものを還しに行けた日。地元での初めての講演は、自分の魂に色濃く残る時間になりました。

今後の展開

帰りの飛行機 女満別空港にて

女満別空港を利用すれば道東エリアはそれほど遠くありません。喜んでいただけるのであれば、他の町や地域でも積極的にこういった機会を作っていきたいと思っています。

少しの工夫で運動や健康を改善できる動きはまだまだたくさんあります。私自身もさらに探求を深めながら、パーソナルトレーニング・企業研修・地域講演など、さまざまな形で伝え続けていきたいと考えています。


企業・団体・自治体からの健康講演のご依頼を承っております。腰痛・肩こり・姿勢改善・シニア向けモビリティワークなど、対象や目的に合わせた内容でご提案いたします。お気軽にご相談ください。

講師プロフィール

榎本 洋(えのもと ひろし)
株式会社パラマウントグロース 代表取締役
Style Gym Maruyama(スタイルジム円山)オーナートレーナー

北海道網走郡津別町出身。パーソナルトレーナー歴14年、累計指導セッション20,000時間以上。札幌市中央区円山エリアにてパーソナルトレーニングジムを経営し、現在9期目。経営者・医師・スポーツ選手など幅広い層を担当。

全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、NESTAダイエット&ビューティースペシャリスト取得。BEST BODY JAPAN 2013東京大会ノービスミドルクラス グランプリ、2016札幌大会マスターズクラス グランプリ、同年日本大会ファイナリスト。

北海道市町村共済組合にて健康講演を複数年にわたりリピート受託。健康コラムの連載も継続中。筋膜リリース・関節モビリティ・自律神経調整を組み合わせた独自メソッド「ボディダイアログ」を提唱し、パーソナルトレーニング・企業研修・地域講演など多方面で活動。

 Style Gym Maruyama(スタイルジム円山)
札幌市中央区 / style-gym.com
Instagram:@hiroshi_fitt

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